「ファシリテーションセミナー」を開催しました!
間が空いてしまいましたが、10月25日に、第4回のXstudyホームルームを行いました!
今回は株式会社raise-i(レイズアイ)の管田様の協力をいただき、ファシリテーション・ディスカッションについてのセミナーを行いました!
今回のセミナーは、議論をうまく促進し、まとめ上げるスキルを身につけることを主眼とした、3時間弱のプログラムでした。単なる講義ではなく、体感ワークを通してより内容を定着できるようなものになっています。
まずはいきなり体感ワーク①からスタートです。
「砂漠の真ん中に取り残されたら…」という状況を想定し、そこでの合意形成を図るというものです。
10分弱の個人ワークの後、グループディスカッションです。いつものチームとは違う顔ぶれに少し緊張した面持ちで、「よろしくお願いします」と言ってスタートしました。
一見シンプルな状況設定ながら、いざディスカッションを初めて見ると、「どんな選択肢がとれる?」など、色々な条件を自分たちで設定していく必要があることが浮き彫りになってきます。そこも自分たちで設定していかないといけない中、どう合意形成をしていくか…。各グループ、苦労しつつも盛んに意見を出しあっていきました。
そして、結論の発表、講義①です。
「なにが合意形成の障害となっているか?」一人一人が発している情報の質・レベル感が違っていると、意見のすり合わせはなかなかうまくいきません。
各人が発する情報のレベル感にはどんなものがあるのか?それをどう摺りあわせていくか…。
普段無意識にやっていることを意識化できる内容でした。
講義①が終わったあとは、内容を変えて引き続き体感ワーク②です。
先ほどと同じように、個人ワークの後、グループワーク。ただし、今回は「合意形成を目指して議論を重ねるのではなく、それぞれの意見を貫き通す」という条件が与えられました。そんな中、合意形成は可能なのでしょうか…?結果的には、制限時間が終わって、共通の結論に至ったチームもそうでないチームもありました。
そして、講義②です。
講義①で学んだ内容を踏まえてディスカッションをする場合にも、まだまだ困難があります。それをどう克服するか。講義①よりもさらに一歩踏み込んだ話をしていただきました。
今回のプログラムは、これまで無意識にやっていたことを意識化・一般化したり、はたまた普段無意識でもなかなか出来ていないようなことに気づかせてくれるものでした。こうして意識化・言語化することで、今後あらゆる議論の場で応用できるような知識を習得できました。
僕は議論には参加せず、脇で見ている形になってしまいました。脇で見ていてもかなり楽しく学びも多かったのですが、ゲーム性の高いテーマについてあれこれ悩みつつも楽しく議論している皆さんの様子を見ていて、いちチームメンバーとして参加してみたいと強く思いました。
最後に、「今回学んだ内容をどうXstudyに応用できるか?」という実践的なお話をしていただき、会は終了しました。
今回学んだことを活かして、今後ますます研究を進めていきたいと思います!
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株式会社raise-i様は、「自分創りからはじまる未来」をコンセプトに、主として大学生向けに自己開発・進路選択についての様々なプログラムを提供していらっしゃいます。是非一度、HPを覗いてみてください。
raise-i Webサイト: http://www.raise-i.co.jp/
(星田)