「学び」のある楽しさ―Xmajorって面白いの?
先日、「その活動(Xmajor)って何が面白いの?」と聞かれました。
いつも楽しいし面白いと感じているわけですが、改めて聞かれると意外と答えるのが難しいなと思い、その後でしばらく考えてみました。
今、Xmajorで行っているプログラムはLAP(Liberal Arts Program)というもの。前期の授業期間を利用し、
・3~5人のチームを作ってチームごとに別々の一般教養の授業に参加
・チームごとにMTGをし、疑問や気づきを共有して議論することでより深く学ぶ
・中間発表、最終発表という場でプログラム参加者以外の人も含めて発表や討論会を企画
ということを行っています。
しかしこう言うと、いい取り組みだと思ってもらえても、面白さは伝わりにくいと思います。ですが実際に中間発表(イスラム、文明論、グループダイナミクス)に参加して頂いた方には分かると思いますが、面白い!のです。
そこで、僕が感じている面白さを言葉にしてみようと思います。
一言で表現すると、
「学ぶことって面白いよね!という気持ちを素直に表現できて、共感しあえる」
ことだと思っています。
人は誰でも知的好奇心とういものがあって、学んだり、新しい何かを知ったり、自分で考えて何かを発見したりすることが好きなのだと思います。
特に大学生の場合、入学するときには誰しも大学で学べることに少なからず期待感やワクワクした感じを持っていたと思います。義務教育ではない、受験のための勉強でもない、純粋に学ぶことを楽しめるかもしれない!と。
ところが入学してみると、ちょっと様子が違っていることを感じます。単位が取りやすい授業はこれ、出席だけでイケる、専門は一応真面目に言っておいた方がいい、授業ダルい、・・・
!!!
そうした環境の中では「いや、僕もっと勉強したいんです」などとは言いづらいですし、そのうちに自分もその雰囲気に飲まれてしまうのも無理はないでしょう。僕自身がそうでした。
そして3,4回生あるいは院生になって気づきます。「大学生活ってこんな感じでいいのかな?」と。
サークルやバイトやその他さまざまな活動に打ち込み楽しむことと、学ぶことを楽しむことは決して相反するものではありません!!
どっちも楽しめばいいんです!
念のため補足ですが、Xmajorは決して引きこもり気味なお勉強サークルではありません!体育会や文化系サークル、学生団体などなどに所属している(していた)アクティブなメンバーが多いので、飲みに行くと自分の考えを持っている人が多くてすごく面白いです。(時に人生観まで変わるかもしれません!飲み会はほんと面白いです!w)
Xmajorという場は、「学び」のある楽しさを提供してくれる場だと思っています。と同時にそこに共感する友だちとつながり始めます。それが最高の喜びだと思います。
さて、僕なりに感じている面白さを綴ってみましたが伝わりましたでしょうか?
興味を持って頂いた方は、ぜひ7/15(日)に行うLAPの最終発表に遊びに来てください!
「大学にいることの価値」について議論することも予定しています。
(木下)
☆2012年夏号のChotBetterのinformationページに掲載頂きました!
☆メンバー募集中! Xmajorでの活動に興味のある方は木下までメッセージを送ってください!